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かもめ食堂

全編フィンランドロケの映画。だけどメインは日本人女性。
ずっと気になってた映画「かもめ食堂」を見た。
この映画のお陰で北欧への旅行人気が高まってるらしい。見ればそれも納得。
あの光ぐあいとか、そっけない感じとか、なんかイイ。
主演の小林聡美さんは、そりゃーもう大好きで、小林聡美ともたいまさこと片桐はいりの3人のシーンはそりゃもう、いい。
なんてことないシーンなんだろうけど、ジーンとするんだよねぇ。

「まじめにやってればいつか分かってもらえます。それでもダメなら、そん時はそん時」
 
「きっと大丈夫ですよ、…多分。」

「世界のどこにいても悲しい人は悲しいし、寂しい人は寂しいんですよ」

「人は変わらずにはいられないですから。」

「世界が終わる時には、呼んで下さいね」「今から予約入れときましょうか?」

とか、もうー、何気なく名言が飛び交う。群ようこさんの原作読みたくなってきた!
フィンランドに来た理由は三者三様で、そこを明らかにするのが目的なんじゃなくて
フィンランドで何をするか、って目的もなくて
ただ行き着いた店「かもめ食堂」でごはんを食べて話をして。

「みんな何かを食べないと生きていけないですね」

「知ってるようで知らないことって結構多いんですよ」

私も一時期とてつもなく悲しい日々を過ごしたことがある。
悲しみは雨雲のように、どこにいても広がってくる。―『悲しい男』(翻訳・谷川俊介)
…まさにそんな感じで悲しくてつらくて仕方がなかった。生きる意味がわからなくなった。
でも、それでも何かを食べて誰かと話して、泣いても寝て起きて、そうしてたら元気になった。
本当に悲しいことを経験したからこそ出てくる言葉ってあると思う。
「かもめ食堂」見てたら自分の悲しみがもう、思い出になってたことに気付いた。

監督・荻野さんはもう次回作を撮影中。『めがね』という映画で、与論島で撮影中とのこと。
主演は小林聡美さん。もたいまさこさんも出演。
夕日を見るしかない島、という設定だそうだ。公開が待ち遠しい。
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by gogo-8030 | 2007-04-30 14:54 | 映画感傷