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この秋お薦めの一冊

『ダ・ヴィンチ』読んじゃったから私もお薦めしてみよう。この秋に読んで損しない本を!
まずは私がこの夏に読んだ本は、というと
・星 新一「ブランコのむこうで」
・いしいしんじ「トリツカレ男」
・さくらももこ「さくらえび」
・江國香織「号泣する準備はできていた」「神様のボート」
・栗田有起「お縫い子テルミー」「ハミザベス」
全部文庫本です。文庫だと最後まで一気に読めて達成感が得られます。

お薦め①栗田有起さん
集英社のナツイチの1冊。そうでなければ手にとらなかっただろう一冊。
まず読んだのは「お縫い子テルミー」。テルミーと言えば吉田照美だろう(笑)
そんなこと考えて立ち読み、といっても頭の3行だけ読んで。
本を買うときは必ず本の頭だけ読む。それだけで買おうって決める。
決まらない時は巻末の解説を読む。「テルミー」は江國香織さんが解説してた。
これは買いだ。
案の定、話は面白かった。栗田さんは笑いのセンスがある。しかもマニアックな。
だってなぜか普通の親子の会話の中で
「竹内力がプルデュースしてるリキプロジェクトには女物の服は一つしかないんですって。それも高島礼子が似合いそうな真っ白のスーツ」(「ABAREDAIKO」より)
…なんの脈絡もない文なんです。前後関係のない文なんです。親子の会話でコレって凄い。
すっかり栗田さんにハマって次に呼んだのが「ハミザベス」
ハミザベス…タイトル変。面白い。
でも「ハミザベス」ですばる文学賞を受賞していらっしゃる。
これまたシンプルな文章に不思議な匂いの生活がループ&ループ。
笑いネタも自然とばらまかれてます。
栗田有起さん、今後も要チェックです。

お薦め②いしいしんじさん
まず読みやすい。純心な文章です。「ぶらんこ乗り」が一番お薦めです。
世界の中心は自分だけど、自分以外の世界もあるということの寂しさ。
わたしはリリーさんの「東京タワー」と同じくらい、この本で泣きました。
いしいさんの文章は汚れてなくて、わたしの心のささくれは潤っていく。

読みたい本に出会うってのも出会い運があると思う。
まだまだ本を読みたい盛りを迎えてるけど金銭に余裕がない。
そのうち県図書館にでも出かけてみようと思う。
本当は漫画も読みふけりたい。ネットカフェに行ってみようかなぁ。
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by gogo-8030 | 2006-09-13 12:11 | 独り言