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ハイタカはゲドのことです。

宮崎駿の遺伝子を明かすべく、宮崎吾郎の初監督作品「ゲド戦記」を見てきました。
感想は・・・・恐ろしかった!
子どもが夏休みに見て「おもしろかった☆」と簡単に口に出せる話じゃぁなかった。
正直に言えば、期待していた希望と感動はあまり感じられなかった。
だからって決してがっかりする内容ではありませんよ。
登場人物のバックグランドが見えないだよね。それがもどかしくてもどかしくて。
話が進めばその辺がはっきりしてくるんだろうなって薄い期待はしてたんだけど。
ん~曖昧なままでした。
主人公・アレンの弱さが理解しにくい。テルーの強さも理解しにくい。
ゲドの大賢人ぶりも見えにくい。っつーかなんで「ハイタカ」って呼ばれてんのかな?
生きることの不安と希望、心の闇と世界の均衡。
言うべきことは感じられる映画でした。
原作は長編小説だけど、是非とも読んでみたい。
テルーの歌にはグッときた。何でもなくても泣いてしまう歌声。
なにがそんなに恐ろしかったって、魔女・クモ(声:田中裕子さん)の存在感。
田中裕子さんって凄い。絵じゃなくて田中裕子さんの姿が見えるような声だった。
人の内面を深くえぐる作品も見ごたえはあるけど、ジブリ作品なら
やはり子ども心をくすぐるキラキラした世界・人物が見たいところです。
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by gogo-8030 | 2006-09-06 19:34 | 映画感傷