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吉井和哉@11.23カゴシマ

《注意》本気でネタバレバレです!
これからツアーに出掛ける方は絶対に読まないようにお願いします。
ライブ前にこんなヘボブログは絶対に読まないで下さい。
いち吉井和哉のワンフーとして、心よりお願いします。


長いよ!愛情こもってっからね!



11/23、全国的に天気悪かったですよね。モチ、鹿児島も雨&強風でした。
せっかく8年ぶりに来鹿してくれるんだから、美しい桜島を和哉に見て欲しかったのに…
がしかし、ライブ開始1時間ほど前。うそみたいに雲が晴れ、風が止んだ。
そして鮮やかな桜島には虹がかかってた…。
さすが和哉!どこでも虹を出せる男です!!

ライブは、一言で言うならば、
『メカラウロコ・2006』

私は'98~の吉井和哉(イエローモンキー含む)のライブは結構見てきたつもりよ。
その中でも最高のライブ、だったと思う。
ライブ冒頭の和哉の感想、『そうだった!鹿児島は熱いんだった!!』
その一言がかなり嬉しかった。
和哉はライブ中MCで何度か「これまでの集大成のライブにしたい」と口にしていた。
集大成、だよなぁ。
驚いたのがライブ開始前の気合入れに、KREVA登場!!
もちろんステージスクリーンに映像にてラップですけど。
ここ2年くらいかけてじわじわと私の中に存在感を現してきたKREVA。
こんな形で参加してたなんて!和哉と仲良くなってくれてありがとーーー!
KREVAのおかげで期待感最高潮に達した会場についに現れた和哉は、
ビックリ。金髪に赤のロングジャケットだった。
金髪。赤ジャケ。
今年2月にライブ見た時には、またこんな装いになるなんて想像もしなかったよ。
夏フェスに見た時とも違う。まるで別人。
ガンガン進むステージを見ていて、イエローモンキーのあの頃に近いな、って思ってた。
あの頃って、なんだっけ?一番脂がのってた頃。
その混乱がはっきりしたのは、「SPARK」のイントロ。
SPARKですよ?もう2度と聞けないと思ってた曲ですよ?
前にテレビで魅せた、黒コートで味気ない「LOVE LOVE SHOW」の段じゃない。
歌っていたのは間違いなく、いかがわしく、卑猥で、毒まみれのロッカーでした。
まさに、やりたい放題!!!
クネクネと動く手。エマちゃんには投げキッス。
マイクでオ〇ニープレイ。かがみ込んでは前列のファンにちょっかいを出す。
「SPARK」では『唇を噛み合ってめまいがする程抱き合って、愛してたい』の部分を
『セックスしたい!!!』と変えてました(笑)
もちろん、レスポンスは「イッェーイ!!!」です。
全くもってアゲアゲのライブです。本人も「アゲアゲでしょ?」と言ってたし。
これはDJオズマの影響でしょうかね?
今回のライブでアレンジが面白かったのは「20GO」と「BLACK COCK'S HORSE」。
「20GO」は以前のツアーでは、途中和哉がしゃがみこんでガサゴソと機械をいじり
『ファックスを送信します』の音声を出していました。
これが私、かなりお気に入りで(笑)
今日はどうするのかな?って見ていたら、機械をいじる様子がない。あれ?しないのか?
と思ったら。直立不動の和哉、何でもない顔して
『ファックスを送信します。ファックスを送信します。ファックスを送信します。ファックス用紙がありません。』
自ら音声を発し、一通り終わると一礼。
ブッハー!!!!!!なんじゃそれーーーーー!!!!!腹抱えて笑ったね。
しかし和哉は普通に続きを歌えるんだよね。凄いね。余裕だね。
「BLACK COCK'S HORSE」はパンクアレンジ。元曲とは全くの別物で一瞬なんの曲だかわからなかった。
「HOLD ME TIGHT」もパンクだったなぁ。テンポ早すぎてなんだかちゃんと歌詞を歌えてなかったよな。
新曲なのかカバー曲なのか、『金のなる木は見つからない あきらめることにしよう~
金のなる木はどうしようもない 女に変装するとしよう~明日からバイブは使いません ケータイのマナーモードじゃない 大人のアレよ~黒く塗れ~paint black』
なんでしょう、コレ?(爆笑)歌詞が全部スクリーンに出るんだもん。
その直後の英語詩の歌。和哉の妙なお手振りダンス、なんでしょうね?(爆笑)
これ次のシングルだったらいいな。(←嘘です)
和哉は高音部がかなりよく伸びていて、ファルセットじゃなくても普通に歌えてた。
けど、ちょっと声が途切れることがあって、喉大丈夫かなぁって思ったりもした。
MCで『雨やんだ?』って聞くから『やんだよ』って答えたら
さも「オレのお陰オレのお陰」と言わんばかりに自分を指差してた。その通りでございます。
『鹿児島にくるのは、8~9年ぶりで。約10年くらい無視しててごめんなさい』
『今後はちょこちょこ寄らせてもらいますね』
『来年も必ず来ます』
え?来年もツアーやるんすか?っつか、鹿児島にも寄るほど細かく回るつもり?
嬉しいこと言ってくれるじゃん☆
『会場に来てる人の中には、こんなかっこうをして、ちょっと古臭いじゃないんですか?ロビンさん…
ロビンじゃねぇや(笑)吉井和哉さんって思ってる人もいるかもしれないんですけど』
『オレは、こんな40代は他にはいないって奴になろうと思う』
…自分のことロビンって言いおった、キャー!!やっぱりモードはそこなのか!
『40代で金髪ってのもいいんじゃないかと思って。いや、色はどうでもいいんだ。
大事なのは髪の色を変えようと思ったことなんだ!』
カッケー…。どう考えてきたのかは、本人じゃないと説明できないだろうけど
思っていることは察することができる。
身も心も自信を持って。ロックシンガーとして表舞台に立つことができる状態になった。
ってことですよね?待ってましたよ。
『こないだ誕生日を迎えまして。で、この曲をアコギでやったら気持ち良かったんで、今日もやります』
で、和哉のアコギ一本で「TALI」。バックスクリーンにはPVが流れる。
この曲、好きなんだね。ソロになってから毎回聞いてる気がする。
最初の「育子、BABY I LOVE YOU」を、ためらいなく低い声で囁く。
『育子、愛してる』って。ウッキャー!!!(のだめ風)いいね~アコギVer。
「WEEKENDER」やって「楽園」やって。『週末は楽園に行こう!!』って。
『僕らには未来が残ってる!』って、「バラ色の日々」やって
『バラ色の未来を生きよう!』って(涙)
バラ色~のイントロ、やっぱ私の泣きツボだ。胸にググっとくる。
8割が「39108」からの演奏。本当に怒涛の勢いで本編終了。

アンコールを叫び続ける中、ステージスクリーンには
『THANK YOU YOSHII KAZUYA』『FUCK YOU YOSHII KAZUYA』が交互に表示される。
待ちがちょっと長いなって思ってたら、あら、素敵な演出。
アンコールに応えて現れたのは黒スーツの和哉。ラッキー!!
『惜しい人を亡くしました。ども、喪主です(笑)』笑っていいのか、それ?
『喪服でセックスすると最高なんだよね』って、さすが「愛と狂気の40代」男。
『いつもは衣装チェンジしないんですけど。鹿児島はご無沙汰したので、そのお詫びに』
だって!!!うん、待ったかいあった。
『本編が怒涛の勢いで過ぎるでしょ?で、オレの面白いんだか面白くないんだか、微妙なMCもあまりできてないので、
アンコールではその辺、大人の曲で行きたいと思います』
で、ギターだけで「恋の花」。和哉の声だけが響く会場。
『神奈川公演が終わって鹿児島まで2日空いたんで、引越しをしました』
あれ?アルバム出る前から言ってたけど。ようやく引っ越したのか。
『今度の部屋はベランダがなくて…』
「えぇーーーーー!!!!!」っと客から大ブーイング。和哉、苦笑。
『でね、洗濯物が干せないんで、部屋に布団干しが欲しいなと思って大好きなハンズに行きまして』
…ブブっ!また行ったのか。
『こう、三角のね(手で形を作って見せる)布団干しを見つけてレジに行ったら、
レジの女の人がオレに気づいてね。(そのレジの顔まね)なるの』
私の視力じゃ顔まねがよく見えないんだけど。
『オレももうそーゆーの慣れてきたし。デビューして15年だからね。有名になったのはここ1~2年だけど』
いえいえ、そんなことないでしょう。
『世間で人気の某5人組のMCを真似します』と言って、あれキムタクなのかな?中居くんなのかな?
『手に持ってるペンライトを一回消して。いいから消せよ(テレ笑)』
ペンライトなんて誰も持ち込んでねーよ。
『オレが合図したら、みんな一斉にペンライト付けて』
わたしもエアーペンライトを一回消してみた。
始まったのは、「パール」でした。ピアノとギターだけのスローでしっとりなパール。
皆のエアーペンライトは、ミラーボールでした。ミラーボール……。
意外だった。この曲をこんなアレンジで披露するなんて。
この曲聞くと、台風で中止になった初年度ジャパンフェスを思い出すんだ。
雨の中ずぶぬれで聞いた曲だから。
こんな風に魅せることができるなんて、和哉はもう完全に吹っ切れてる。
ラストは「BELIEVE」。まるでパンチドランカーツアーの「SO YOUNG」のようだ。
感動で満腹です。
THANK YOU,YOSHII KAZUYA以外に言う言葉なんてナイ。

よくよくツアースケジュール見たら、九州は福岡と鹿児島だけの公演なんですね。
鹿児島に来てくれて本当に感謝です。
客は男と女が半々。20代以上が殆どだったんじゃないかな。
ライブ終了後、隣席の男子2人が「ヤバイ、吉井かっこよすぎる」とため息をもらした。
イエローモンキーの頃は色メガネで見られてて、女ファンが殆どだったのに。
良かった。これからも「魂に刻まれるように」歌い続けて欲しい。
アゲアゲな吉井和哉。まだまだツアー前半戦なのに。今後がいい意味で恐ろしい。
武道館に辿り着く頃にはまた進化してるんだろうな。
喉の調子にはお気を付けて。ありがとう吉井和哉。
by gogo-8030 | 2006-11-24 15:11 | LIVE